マサムネ×ゴッチ対談

MUSICA (ムジカ) 2010年 11月号 [雑誌]
スピッツ大特集!対談にソロに他アーティストのスピッツ論にクロニクル。
そのクロニクルでは「ハヤブサ」から「とげまる」までの10年。なんかね、この有泉智子さんという人が書いてるテキスト、うーん、うまく言えないけどなんか、薄い、気が。こういうのって良くも悪くも俺が俺が!っていう本人が前面に出てくるようなアクが強い文章を書く人が多いから、引きずられちゃってる、けどアクがなくなって希釈されてる、みたいな。まだ自分のカラーが出る前の模倣模索の段階なのかな?(何様)
ちうかハヤブサから10年もたってるなんて!誰か嘘だと言ってくれ。
 
そしてマサムネ×ゴッチの対談キターーーーー!!!
似てないようで似てる。スピッツは遠回りして迷いながらたどり着いた今、アジカンはきっとそこまでたどり着く、その途中。
メンバーに対して、マサムネは最近やっと遠慮がなくなってきて、ゴッチはだんだん遠慮するようになってきたという(笑)。優しいメンバー(笑)に支えられてこのふたつのバンドの今があるわけですね。個人的には暴君に耐える喜多くんがツボ。
そして、レディオヘッドみたいになれるんじゃないかという野心がまだちょっとある、というゴッチに対して、今も昔もそんな野心はないというマサムネ。

むしろ、あんまりビッグになりたくないって言うとちょっとおこがましいけど、あんまり大げさに騒がないで欲しいっていうのはある(笑)。ただ、ある程度のヒットはしないとバンドは続けられないっていう気持ちがあったから頑張ってたけど。

こういうとこホント、超マサムネ!大サビ入れて転調すれば売れるの分かってるけどあえてやらない、みたいなとこあるよね。普通に街を散歩したいもん、みたいな。
そして、アジカンをバックに歌ってみたいというマサムネ。

自分で言うのも変ですけど、人のメロディの方がうまく歌えるんですよね(笑)。なんでかわかんないけど、気持ちよく歌えるの。

だからそのときにはゴッチに全部作ってもらいたいと。「じゃあ作ります」というゴッチ、その言葉もう返さないよ!絶対実現してもらうーーっ!
 
ソロインタビュー。音楽製作ソフトとかサンプラーがものすごく安く手に入るようになって、誰でも簡単に曲作りが出来るようになった今、

世の中の隠れてたジーニアスがどんどんでてくるんじゃねえかと思ってたけど、そういうわけでもないんですよね。

と珍しく強気なことを言いつつ、スピッツが売れたのは運がよかっただけだといつもどおり。ちうか本命ジキル、対抗馬レゼルブ、大穴スピッツ(笑)と言われていた当時、

そのとおりだよなあ。俺らデビューしていいのかなあ?みたいな

それがマサムネだよね。
 
MUSICAも可愛く映ってはいたけど、グラビアに関してはbridgeの圧勝。屋上を自分の部屋風に撮影するのは前になんかでみた気がするけど、とにかくこの自分ちでくつろいでるテイのマサムネがものごっつい可愛い!!Mステのおじいちゃんどこ行った!(笑)寝そべりカットヤバイ!カメラマンは…、やっぱりなァ。女の目線だよねコレ!(笑)