ジロ・デ・イタリア 第3ステージ

ヴィノクロフマリアローザ
うわーん(感涙)。栗村曰く「地獄を見た男」が帰ってキター!!
思えば初めてロードレースにハマったのがランス引退の年でした。お連れ様に付き合って嫌々見始めたジロでハマって、きたるツール・ド・フランスに向けて勉強のために、前年の再放送を見たのがヴィノクロフを認識した最初かと。
ロードレースのルールがまだ全然分からなくて、個人競技じゃないの?アシストって何?自分でゴールしちゃいけないの?時々ジャージが違う人が混じってるのは何でなの?集団の中で探せないよ!などといちゃもんをつけながら見ていたわたくし。
1級だか超級だかの山岳で、おぉっと飛び出したァ!と思ったら集団に追いつかれて抜かされて置いてかれたァ!と思ったら追いついてきたァ!そのまま置いてったァ!と思ったらまた降ってきた〜(笑)というのを繰り返す男が一人。
長身で細い選手が多い中、中肉中背、ピンクのパンツにひとりだけ水色のカザフジャージ、そのすそをひらひらとさせている、夏なのに一人まっちろな男。ランス、バッソウルリッヒの次にわたくしが名前を覚えた男。それがヴィノクロフでした。
文字通り天国と地獄を見て、2年のブランクを経て、今マリアローザを着て立っている。このままずっとジャージを守りながら行くか、途中で一回他に渡しとくかどうか、分からないけど、何かやってくれそうほんとに。楽しみでしょうがありません。
 
ところでアムステルダムは今日も落車につぐ落車でした。なんなのもう!ステージレースのまだこんな序盤でリタイヤするだけでも散々なのに、「シーズンを棒に振る」「選手生命を絶たれる」可能性だってあるんだから、なんとか危険を回避できるようにしてほしい。
巻き込まれたエバンスの走りはハンパなかった!最後は自分がひいてたし!かおがまつおばんないじゃなければ(関係ない)。