おめでとう

週末に弟が結婚しました。その日田舎から集まってきた親戚のおじちゃんたちは口々に「ホリエモンが捕まったとこじゃって」「下がホテルで途中がオフィスで上の方にマンションがあってそこにホリエモンが住んどったていうがー」「何階で捕まったんじゃろうか」と言っていたけれど、姉にとってもはじめての六本木ヒルズなので詳しいことは答えられないまま、そんなこんなでお式と披露宴。
お式では神父さんが一人同時通訳しながら結婚の誓いを述べていくのがかなりおかしかったなァ。長島かよ、みたいな。披露宴では弟の幼馴染君たちも子供のころとちっとも変わってなくてかわいかったし、大学の同級生たちがべろんべろんに酔っ払って大騒ぎしていたのもほほえましくて、ちょっと緊張した面持ちの弟がきちんとご挨拶できているのにも感動してしまいました。姉馬鹿だ。6歳も離れているからいまだに小さい子供のような気がしてしまうのよね〜。実際今当人を見るとかわいくもなんともないんだけどさ。
しかし、芸能人でも最近はこんなに派手にやってないだろうなァというほどの盛大な披露宴だったのでびっくりしてしまいました。招待客の多さもさることながら(「新婦母友人」とかのテーブルってあんまきかない)、フラワーアレンジメントがすごくって、こういう業界の生花市場を知っているだけに、ただただ呆然。おめでたい席でお金のことを考えちゃいけないけれど、それにしても一桁違う大台に乗ったに違いないと思うとため息が出てしまいます。まあ、こういうのはお嫁さんが主役だから、彼女とご両親のご意向ならそれも外野があれこれ言うことはないんだけども。
お嫁さんのご両親といえば始終満面の笑みで「今日は本当に嬉しいです」「盆と正月には帰しますから」と言ってウチの両親をびっくりさせていました。まるでおムコにやったみたい。まあ大事にしてもらえるなんてこんな幸せなことはないわけで、末永く仲良く楽しく暮らしてもらえたら嬉しいです。盆と正月なんて言わずにもうちょっと顔出してあげてね。