甘い心臓

連れの友人宅にお呼ばれして夕食をご馳走になった。ブラジル人とカナダ人のカップルで、日本語があんまりということだったので英語能力に重大な欠陥のあるわたくしとしては内心ヒヤヒヤだったのだけど、予想に反してものすごく楽しかった。だってカナダ人の奥様が日本語お上手なんですものーホホホ。でも言葉より心だなあと当たり前のことを実感。前向きでおだやかであったかい人柄に今日の出会いを感謝。
  
敬虔なクリスチャンである彼らは食前の祈りを。日本語の「いただきます」にあてはまる言葉はないそうで、この祈りがちょっと長いいただきますみたいなものだと言っていた。そうか。わたしたちには「いただきます」という素敵な言葉があるのでした。心をこめて「いただきます」を言う。
 
そして英語と日本語と時折ポルトガル語が飛び交う大人たちの食卓をニコニコと見守るのは8ヶ月のベイビー、ジオバナちゃん。イタリア語で神様の贈り物っていう意味だそうで、ほんっっとに贈り物みたいな素敵な女の子でした。彼女の人生で最初の言葉は何語で飛び出すのかとても楽しみです。
 
しかしほんとに「スイートハート」とか「ハニー」とか言うのよね。そういうわけで我が家でも真似することにしました。
 
「ねえハチミツくん」
「なんだい甘い心臓」
 
わたくしたちにはコレでいっぱいいっぱい。
 
ハチミツといえばこないだうわさの「はちみつとクローバー」というマンガを借りて読んだ。懐かしい青さ。若さってイイモンデスネ☆