ランスって(笑)

q「ブッコロリー/キャプテンストライダム
q「マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー/キャプテンストライダム
 
やまのよ〜にみえるぅ〜♪と口ずさみながら早速購入してまいりました。これねえ、ブッコロリーねぇ、このジャケ、出たときCD屋で手に取ったよ(手に取っただけで買ってない)。人様の日記の中に結構出て来てたから。あの時みんないいいい言ってたのが分かる。これか〜これだったのか〜と只今絶賛キャプスト祭り中。寝ても覚めても心の中はひとつだけ〜(「犬の生活」より)。
 
「マウンテン・ア・ゴーゴー」ね、「Ⅱ」はより韻をふんで言葉遊びが楽しくなってるけどでも、「Ⅰ」(っていうのかな?)の方が気に入った。
 
「ランランランスがホームラン」
「俺小2の時からカープファン」
 
ランスって!古い上にタイムリーすぎる。こないだ民生の広島市民球場に行ったときに、
 
「広島っていえばさあ、昔すごい嫌いな選手がいてさあ」
「ランスっていう外人なんだけど」
「巨人とやる時だけ打つんだよ」
「いっつもホームランなの」
「他の時は三振ばっかしてんのに」
「だからランスの打順になったらチャンネル変えてたんだよ」
 
コドモの時から熱烈巨人ファンの連れが嫌そうに話してたあの「ランス」じゃないですか!しかもランラン♪ランスがホームランだ(笑)!やれ〜やってしまえ!(何)
 
ヤクルトファンですから自分。しかもヤクルトファンになった理由が、子供の頃日曜日に巨人戦のせいで「世界名作劇場」が見られなかったからなわけで、しかも当時パパリンにたまに後楽園(のちに東京ドーム)に連れて行ってもらってやきそばとかソフトクリームを買ってもらって「しのづかー!」とか言うのを楽しみにしてたのに、弟がリトルリーグに入ってからは強制的に選手交代!でおうちでマミーとお留守番みたいな、中継をテレビで見ながら「お父さんたち映るかしら?」みたいな、誰が見るかフンだみたいな、悲しい過去を背負ってるわけで、そんなこんなで巨人に対しては恨み骨髄なわけで、じゃあアタシはヤクルトにしよう、弱いから応援したげよう、みたいな。荒木君がいるから応援しようみたいな。どんなファンやねん。いやでもちゃんと好きですよ、勝つといいなあと思ってるちゃんと。古田がんばってるし。

そうだ、そんで連れは巨人ファンだということをずっとわたくしに隠してたんだった。一緒に神宮で傘を降ったりしてたんだよ。なのに、結婚することになって挨拶に来てむっつりと巨人戦を見てるパパリンと意気投合しやがって、「ごめん実は隠してたんだ。言ったら絶対結婚してくれないと思ってさ。あ〜すっきりした」とか晴れ晴れとした顔で白状してさ、決まったからって婚約破棄しないとは限んないだぞとか言ってもそんな理由で破棄はさすがに出来ずココまで来てしまったんだった。んにゃろ〜。
 
・・・だから略してキャプストのハナシなんだってば。そうそう。
 
で、帰ってきた連れにこの曲を聞かせたらかなり気に入ったみたい。いいねこれと言っておりました。「Ⅰ」の方を聞かせると「何がランスだよ!」といちいちうるさいんだけどね。
 
レビュとかそういうのではなくて感想。。
 
もちろん「風待」色ばりばりだし、ユニコーン時代の民生っぽいし、
「ノーテンフラワー」はのっけからジョン・メレンキャンプ
「あと半分」のコーラスまんま「サーフィンUSA」、
「犬の生活」は、あー名前出てこない、アレ、
「森はサンデー」はサニーデイ(まあサニーデイも風待色)、
「ブッコロリー」はいきなりくるり
 
というかんじで、時代的に懐かしいというよりは色んな人を髣髴とさせて懐かしいよこれ。パクッてるんじゃなくて明らかに狙ってるんだろう。それがすごい面白い。すごい好きだわーこれ。この意味がなさそうでありそうでやっぱりなさそうなでもありそうな歌詞が特に良い。「ブッコロリー」の歌詞カードの下に書いてある名前の後の括弧がこれまた良い。なんとなくバンドの紹介になってるようでなってないところが良い。センスがキラリ☆ 
 
「犬の生活」が今のところ一番気に入ってます。いや、やっぱり全部かな。
 
萌えとかはなくて(ないのか)音源だけで十分満足、なんだけど一応ちろっと検索してみました。
  
http://funky802.com/midnightgarage/manager/mane2003_12.html
どうやって「電線の上に乗っかって飯を食」ったのか気になる。続きが。
 
http://www.loft-prj.co.jp/interview/0410/06.html
十三のネギ焼き!並んでるんだよねあすこ。そして音源だけで十分と言ったばかりだけどやっぱりちょっと生で聞きたくなってきた。24日か・・・。どうしよう。
 
http://www.utsunomiya-u.ac.jp/info/uunow/uunow-pdf/UU33/33-9.pdf
宇都宮大学卒業生からのメッセージ、というAdobe PDF。昭和53年ちうことは今26歳なんですね。音楽のルーツは親なのかな?
 
http://www.bounce.com/interview/article.php/1067
「ブッコロリー」リリース時のbounceのインタビュー。僕の両親が歌謡マニアでなるほど。
 
http://homepage2.nifty.com/HARDROCKHOUSE/interview/200106.htm
3年前のインタビュー記事。みずきしげるサイケデリック論を展開。「はたらくくるま」を聞いてみたいです。