毎日楽しくのんきに暮らしている。愛と笑いの日々だ。
 
だけど年に数回突然大波が来る。
波浪警報が鳴る間もなくあっというまに海底にひきずりこまれる。
 
いたずらに電力を消費するだけの日々なんだろうかと。
いたずらにCO2を排出するだけの日々なんだろうかと。
アタシがアタシとしてここに存在する意義はあるのかと。
 
主婦の仕事は実は大変な仕事ですよと、胸を張って言えるほどちゃんとやっていないからなのか、主婦の仕事はそれほど大変ではない。家事はとくべつに好きではないけど、特に苦ということもない。午前中にぱかっと終わる。あとは自由時間だ。
 
なのにちっともすすめない。働いてた頃の方がよっぽどやれてた気がする(気がするだけで実はやれてなかったのかもしれないけど)。どうする自分。どうなる自分。ありがちな自問に笑える。ワッハッハ。
 
こういう時音楽は聞けない。
 
大丈夫。ちょっくら鯛や平目と踊ってくるだけ。
明日起きたら忘れてる。
 
そうやって今まで生きてきたんだものね。
そうやってこれからも生きていくんだものね。