えさをやらないでください 

金曜日の夜に連れが話の前後なく突然「じゃあ日曜日は俺がご馳走作るからね」と言い出した。「じゃあ」って何だ。
「土曜日(バレンタインデーだから)(チョコとかご馳走とかあるだろうから)色々やってくれるお礼」
 
あーやっぱりいりますかチョコ(実はスルーするつもりだった)。という訳で、いやいやトリュフチョコを作る。トリュフチョコといっても明治のミルクチョコレートを湯せんにかけて溶かし、その中に生クリームをぶち込んで混ぜ、冷えて硬くなったらスプーンでとって丸めて冷やす、という超お手軽な代物。ラッピングもせずに皿で出す。ハイヨー。
 
そのお礼に日曜日のお昼ご飯はチャーハン、夜はピザ、あいまにガトーショコラを作って(またかよ。や、おいしいんだけどね)、クロワッサンにも挑戦してみるという、ハンドメイドな一日をプレゼントしてもらいました。ホワイトデーはまだ先ですよ。
 
正直言うと、男の料理は家計の予定とか度外視なので嬉しくない時もある。あるものを使ってとか応用はきかない。レシピどおりにイチから材料をそろえる。卵の白身を流しに捨てたりするひえええ(これは流石にやめてもらった)。もちろん台所がそこいらじゅう真っ白粉粉になる。お掃除はあんまり得意ではないようである。トホホ。
 
でも、日曜日の昼下がりにキッチンでデフレパードを大音量で聞きながら楽しそうに料理をしている連れを見ているととてもなごむ。楽しい事はよい事だ。どうもありがとう。
 
 
そして14日はマミーのお誕生日でもある。おめでとう。パパリンと二人で温泉に行くと言うのでプレゼント代わりに宿代を持たせてもらったら、思いのほか物凄く喜んでくれて、アタシの大好きなお店から焼き菓子の詰め合わせを贈ってきてくれた。誰の誕生日だ。しかも発案者は連れだし。
 
というわけで今我が家には甘くておいしいものがたくさんある。嬉しい悲鳴。てゆうか悲鳴。だって今体重がマックスなんだもん、未踏の世界なんだもん。