1/15 Rock you live vol.5 @O-East 

一体いつのハナシだよっていうハナシで。
 
■前座にサンタラ。当日デビューの男女デュオ。ちょっとアンニュイでステキな歌声。これから楽しみな感じ。
 
「しゃぼんのブルース」「バニラ」など3曲。
 
吉村+海北 キーボードの前に座る人をボーっと見てたら何だか見覚えあるなあと。気づくまでに30秒ぐらいかかりました(遅)。
 
楽譜なんかろくに見てない。ほとんど吉村さんの手元見つめて、全開の笑顔で。何度も何度も「嬉しいです」とつぶやく彼の人柄が滲み出ていたそんな感じのステージ。吉村さんの音楽が大好きなんだろうな。
 
きっと自分の嗜好性から言ってワンマンに行く事はないと思うけど、イベントやフェスで機会があったらまた聞いてみたい、全5曲。
 
宮本 ステージの下に大量のパイプ椅子が収納してある新生o-eastにおいてあの椅子は何処から持ってきたのか。中央に設置されたのは背もたれがはがれて中の綿が見えてる、キズだらけで塗装ハゲ放題の超ボロいパイプ椅子。あれじゃなきゃ一人でステージになんか出れないと宮本が持参したんだろうか。謎は深まるばかり。しかも演奏始まったら足に力入り過ぎでろくに座ってない空気椅子状態。
 
久し振りの宮本で、しかもソロなんて初めてで、アタシもドキドキしてたけど、宮本はもっと落ち着かなかったらしく。ワンマンよりもっと(や同じぐらいか)オカシイ人パワー炸裂(良い意味で)。曲ごとにギター変えて、歌っては頭を抱え、「やる曲ないよ」とブツブツつぶやいて、フロアからあれやれこれやれと声が飛んでも聞こえているのかいないのか、前奏を弾いてはやめ、「もう終わり」と言って帰ろうとしてスタッフに止められる。「だってもうやる曲ないんだもん!」ってちょっと宮本可愛すぎるんですけど。
 
一人だけ譜面持ってなくて、ギターだけは各種とりそろえてあって、マジで全然考えて来なかったんかいと会場の全員が思わずつっこんだであろう、所々爆笑の、それでいてパワー炸裂の凄いステージだった。
 
シャツのボタン引きちぎって、投げキッス。
危うく打ち抜かれるとこだった危ない危ない。
 
月の夜以外は知らない曲だった。新曲?今度出るアルバムに入ってる曲なのかなあ。それとあれは全何曲っていうのか、悲しみの果ては2フレーズぐらいしか歌ってないしな。
 
五十嵐 アコースティックバージョンでちゃんと準備してきたんだろうなというステージ。穏かな顔をしていた。
 
途中「こんな凄いイベントに出られて・・・」と言ってうつむき、ポツリと一言「ツライです」。あぁあっそんな、と思わず手を伸ばしてしまいそうになる。
 
そして「これからは前向きな曲が作れそう」だと、そんなことを言っていた。何度も何度もありがとうと言って、最後に笑顔を見せて合掌した。胸がぎゅうっとなる。こっちこそありがとうだ。
 
えーと、君は魚座で僕は山羊座魚座魚座右往左往みたいな新曲?で始まり、「My song」「夢」「パープルムカデ」「もったいない」「Reborn」の全6曲。
 
マサムネ+テツヤ 会場多分スピッツファンが多かったとは思うけど予想よりは混乱しなかった(ような気がする)。スピッツ前の転換で何人か救出されていたのだけど彼女達はシロップファンだったんだろうかそれとも(自分の体力の限界を分かってないスピッツファンだったんだろうか多分そう)。
 
しかしこの二人ワンマンと勘違いしてないか(笑)。普段のツアーと同じようにやたら喋る。喋る喋る。ガチガチに緊張しているマサムネをリラックスさせようとしてテツヤが喋りまくっていた。
 
すいませんこっから先ムダに長くて痛いです。
興味のない方は読み飛ばした方が無難かと。
 
マサムネ多分来る時キャップ被ってきたと思われ。後ろ髪がはねて頭がなんだか帽子の形。そして超普段着(に見える)にゆるゆるのジーパン。テっちゃんはいつも通りお洒落さんだった。マサムネがオシャレじゃないという訳ではない(と思う)。
 
中央にマイクスタンド、椅子ナシで立つマサムネ。その右側(いつものポジション)で椅子に座るテツヤ。
 
MCはニュアンスでお願いします。
 
「あけましておめでとうございます」っていきなりマサムネのお正月の挨拶。もうこの時点でお年玉気分。ほんとに律儀な人だなあ。うー(←意味不明)。
 
テ「もうだいぶたってるけどな」(笑)
テ「いきなりトークから入ってるし。だいぶ緊張してるんだよ」(笑)
マ「面白い話してないのにウけてるのってどうなんだろう」
 
力なく笑いつつも顔がこわばっているマサムネ、足踏みしたりギター抱え直したり落ち着かないらしい。
 
と、いきなりテっちゃんが「ウ○コ!」と叫んでみんなビックリ。マサムネもビックリ。緊張解けたかな?なにやら2004年の運をつけるみたいな事を言っておりましたが。
 
「俺らはオマケなんで」「チケット代は俺らの前までの人たちで十分元取れてるから」「オマケだから」とオマケを連呼するマサムネ。
 
「あのね、今回五十嵐君・・・シロップの五十嵐君にこのハナシを貰って。飛び入り感覚でなら出よっかなっつったんですけど・・・トリになってた」てへっと笑うマサムネ。やめてやめてそんな可愛く笑うのやめて。
 
テ「そう思って緊張をほぐしてるんだよね」「オマケって言ったってトリなんだけどね!」とマサムネの緊張をあおるテツヤ。そんなこと言うなよぉと情けない顔をするマサムネ。やめてやめてその情けない顔やめて。
 
じゃあ行きますかと言って顔を見合わせて「わんつーさんしっ」で、
 
①今
 
マ「こうやってアコースティックだけで出るっていうの初めて」
テ「田村と崎ちゃんがいないのは心細いね」
 
やっぱりどこまでも仲良しな4人組なのでした。
 
②船乗り
 
2小節ぐらい弾いてやめるマサムネ。
 
「タンマっ」(出たーっ)(喜)
 
マ「昔あのね、ピアノの発表会のときにね」言い方可愛すぎる。
マ「譜面を見てもまちがえてたの」と言い訳。
テ「緊張してるって言いながら実は台本どおりだから今のは。ほんとに間違えたかと思ったよ」
 
困った顔をするマサムネ。多分台本?何何?とパニックに陥ってたに違いない。なんとか仕切り直して次はOK。
 
「テっちゃん顔が見えなーい」という声がフロアから飛ぶと、「いいの、マサムネを見てなさい!」と繰り返すテツヤ。「テツロースリーナインに戻りなさい」って、言ってた?なんだかそんな。
 
それにしてもマサムネの緊張が全然ほぐれないらしく、ほぐれないどころかだんだん緊張していくみたいで。それを助けようとテツヤがべらべら喋るんだけど、そのトークが理解できなくてパニック気味のマサムネ。それで余計緊張していくという悪循環(笑)。

  
マ「正月に家で徒然なるままに曲を作ったんですけど」
うわーお!
マ「お試し・・・」ん?
マ「お試し新曲」なんじゃそら(笑)。
 
マ「えーと、恋の始まりってゆー曲を・・・」
客「いい!」
マ「いいって、まだ聞いてないでしょ」確かに(笑)
 
ふふっと笑って「タイトルがね?」とうなずく。
あーホントにアナタは36歳でしゅか。
 
③恋のはじまり(新曲)
 
友達と顔つき合わせてメモったあやふやな歌詞一応反転。


思い出せないのは 君だけ 君の声 目の感じ
思い出したいのは 君だけ ぼやけたやさしい瞳
 
それは恋のはじまり そして闇の終わり
時が止まったりする
それは恋のはじまり おかしな生き物
明日は晴れるだろう
 
新種の虫たちが 鳴いてる 真似できないリズム
遠くからやってきた この風に 背中なでられてる
 
それは恋のはじまり そして闇の終わり
花屋のぞいたりして
それは恋のはじまり おかしな生き物
明日は晴れるだろう
 
浮かんでは消える 君のイメージが俺を揺らす

 
マ「青い車に似てるんだけど、つっこまないで」
テ「言われる前に言うと」(笑)
マ「好きなコード進行なんだよ」
 
④二人の世界(アオイテルヒコのカバー)
 
しばらく前奏弾いてまた「タンマっ」(笑)
 
マ「チューニング忘れてた」
 
マサムネがチューニングしている間小田和正の「言葉に出来ない」を歌うテツヤ(笑)。
 
テ「ラーラーラーララーラー、嬉しくて〜嬉しくて〜」
 
歌いやめてチラッとマサムネを見るが、マサムネのチューニングまだ終わらないので「もっかい、ラーラーラー」(笑)。微笑まし過ぎます。なんとか無事にカバー曲終了。
 
 
ここで二階席から「てっちゃん」と子供の声が。
なんだかめちゃめちゃ可愛いのこれが。テツヤのコドモかな?もう喋れる?最近スピッツコドモ増殖中だからなあ。誰の子だろう。
 
「時間は気にしなくていいんだよね?」と言い出すマサムネ。わざと嬉しがらせる事言ってるなあコイツまったくもう。いいよ何時まででも何ならオールナイトでも!
 
テ「またそんな自分の首をしめるような事言って」(笑)
 
マ「えーと次もまたお試し・・・」
とギターを鳴らしかけてやめる。
マ「手が冷てえなあ」と、手の運動したりするマサムネ。もーう、アタシがあっためてあげるよとか思われるの分かってる確信犯。くそう(←しかもしっかり術中にはまってる)
 
⑤変身ポーズ
 
これはもう全然カツゼツが聞き取れなくて覚えられず。
「初めての街で君におみやげ探す」
「まだストーリーは続いてる」
と。1回聞いただけだとあんまり印象に残らない感じ。
 
 
譜面というのか、手書きのリングノートを持ってきていてそれを譜面台に置いて弾くのだけど、曲のたびに、ぺらぺらぺらぺら、ページをめくって探して、見つからなくて首をかしげて、また戻ってめくって。多分今回のイベント用に書いたんだろうし、最初からセットリスト順にしておけばいいじゃん(笑)。せめて付箋ぐらい貼っておくとか。んでもその仕草が可愛くて可愛くてどうしようもない。カワイイカワイイを心の中でもう何度連呼したことか。この時点ですでに窒息状態。責任とってくれよー(何)。
 
 
客「テッチャン風邪なおった?」
テ「黄色い洟が出るんだよね」
マ「ハナクソってこと?」(笑)
 
ここでテツヤの中学の時の「アオミドロ先輩」の話。恐い先輩だったけど、一回青っ洟が出ていたせいで影で不幸なあだ名がついてしまったという。
 
楽しい時間はすぎゆく・・・・。
マ「じゃあ最後にあいのりの・・・」
どよめく会場。微妙な気持ち。
 
マ「俺ねえ、ちゃんと見たことなかったんですよ。で見なきゃいけないなあと思って見た日に出ていたフィ○ピーナの女の子が可愛くてさあ」
 
とフィリ○ーナを連呼するマサムネ。それって蔑称なのでは・・・とハラハラする。
 
マ「で、その子を想いながらこの曲をかいたの」
客から非難ゴウゴウ(笑)。どの子よ?!みたいな。
マ「モチーフってことだよ?」慌てて言い訳する。かーわー(省略)。
 
スターゲイザー
 
で本編終了。アンコールで、
 
⑦恋は夕暮れ
 
ピック飛ばしてお辞儀して帰っていった。終わっちゃった。
 
 
「田舎の生活」とか「ジュテーム?」とか「ガーベラ」あたりをやるだろうと勝手に思っていたので、嬉しい誤算な選曲。もうすぐゴースカだし、イベントで新曲を披露するとは思わなかったけども。
 
まるでお年玉みたいなイベントだった。行けて良かった。
 
それにしても・・・あの最前ど真ん中にいたウルトラの母頭のショール&網タイツの方は一体。サンタラの時はずーっと寝てるし。ずっと携帯開いてるし。ライブ中に何度もグロス塗ってるし。ステージ前の通路に荷物ばらまいてるし。かなり迷惑で恥ずかしいぞ。
 
やだなあと思っていたら名古屋のシロップで見かけて驚いた。15日とほぼ同じ格好だった。家に帰ってないのか?それともあれが戦闘服なのか?あるいはパタリロ状態で365着持ってるのか(古い)。くちゃくちゃのチケットを出して呼び止められしばしチェックを受けていた。なんだかな・・・。