双六祭り開催中 

単に部屋に引きこもってDVD見てるだけなんだけど。
 
それにしてもDVD見てたらついでに何かするっていう訳にはいかないので、家事が全く出来ない(いつもの事だろう)。洗濯物たたんでうっかり下向いた瞬間に、やだマー君たらこんな表情しちゃっていうような萌えポイント(多用しすぎ)を見逃しちゃ困るし。イタイ発言だなあ自分。あんまり参考にはなさらないようにm様。
 
そんなこんなで、イタいアタシが露呈してしまう見後の感想をひとつ。双六をリピートしてみるだけじゃ飽き足らなくてジャンボリー1と2と、ジャンボリーデラックスのデラックス1と2まで引っ張り出してきて見てしまいました。デラックスだけでいいじゃんと思うけどそれだとボーナストラックのアナキストが入ってないんだもん。どうでもいいことだけど。
 
萌えるならDISC2。オフショットもうちょい欲しかったか。
 
・放浪のマサムネはやっぱり若いなあ〜。
・相変わらずテツヤの髪型で一発でいつのツアーか分かる。
・海とピンク、僕の天使マリが嬉しい。
・ホタルのハープちょっとアレレな感じ。撮影入ってるから緊張しちゃったのね?
・ボーっとケーキを見つめる4人の佇まいが何とも言えず可愛い。ろうそくの煙をはらうマサムネ何でそんなにギクシャクしてるのですか(愛)。
・蟷螂(カマキリ)を指に乗せるマサムネが可愛い。
・写真を撮られてる時の緊張してぎこちない、そのくせ妙に強気に気取った顔が好きだ。
・首を振りながら鼻歌を歌うの幼なじみ二人組みを見て思わず笑顔になるマサムネが可愛い。
・マサムネの腰を抱くテツヤ。
・一瞬それにノって腰を動かしてみせるマサムネ。
・笑いながらすぐに離れちゃうんだけども。
・大人になっても、バンドやってきて15年たっても、まだそんな風にじゃれあえる関係でいられるっていうのがスピッツスピッツたるところで、そういう俺が俺がじゃないのんびりとしたスタンスでこれだけ良いものを作ってしまうというのがすごいなと。なんか支離滅裂なこと言ってないアタシ?大丈夫?
・視線泳ぎすぎ。かなりしっかり客席見てる。まああんま視力いくないみたいだから見えてないだろうけど。
・かすれる声も、余った袖も、満足そうにうなずく仕草も、伏せたまつ毛も、リズムと関係なく揺れる体も、嗚呼。ゴースカまで待てない。
 
 
ハイッ、痛い発言はこれにて終了。恐い恐い。自分が恐い。
そんでほんのちょっとだけ毒吐いちゃったり。愛ゆえに。
 
・マサムネ眉毛ほんの少しでいいからカットしてくれないかなあ。前はちゃんとカットしてたでしょう。し過ぎでヤンキーみたいになってた時もあったけど。まんまだと濃いいの。ネアンデタール人ばりに濃いくてオッサンぽい。や、オッサンなんだけど、もうすぐ36(!)になるのは分かってるんだけど、ちゃんとすればめちゃめちゃ可愛いんだからお願い。

・DISC1は双六オンリー、2会場のみ。
・MCが収録されてるのが画期的といえば画期的。
・だけど他の会場でもっと面白くて可愛い事言ってるのに。
・なぜよりによってあんまおもろくないやつを収録したの。
・まあカメラ入ってるからこそ緊張しちゃってたいしたこと言えなかったんだろうけど。
・このぎこちなさがスピッツの醍醐味と言えば醍醐味。
 
・でもどうせなら関東近郊だけじゃなくて、地方公演にもカメラ入れたらいいと思うけどなホームビデオじゃなくてちゃんとしたやつ。地方の方が取材関係者や友人知人が少なくてリラックスしてるし。せっかく日本有数の本数を誇るツアーしてるんだから、もっとそれを自分たちの売りにしてもいいんじゃないですか。
 
・そしてそのカメラワークが気に入らない。ここはマサムネアップでしょ、ここはリーダーの指でしょ、ここは・・・・という部分ところどころ外してる。もったいないおばけが出るよ(古い)。
 
・あとねあとね、基本的にキーボードは映さなくっていいの。ウフフ。心が狭いわアタシったら。でもさ、会場でク〜ジ〜♪とかいう掛け声をかける人がいるけど、ほんとかよー?といつも思うのよ。ちょっと偽善者じゃないのと。すみませんね心が狭くてそうよ狭いのよどうだエヘン。
 
・客席はあんまり映さない方が良いのではないかと。だってメモリーズカスタムでも分かるとおり勢いがブチっと途切れるからねえ、あのイマイチ動きの悪いホールを映すとさ。特に前列の方は「マサムネ様に見られる」事を前提に見てるからそれを見るだけで萎える。いや、気持ちは分かるけどね!要はだからもっと後ろから上から全体的に人の波を映すのだけでいいのではないかと。ハイ。
 
・あと照明がウザ(自主規制)。や、ステキなんだけど、全体的なステージの感じはとてもいいんだけど、逆光で全然見えなかったりちかちかしすぎたりするのよ。懲りすぎは禁物。照明を観に行ってる訳じゃないのだ。
 
・「俺のすべて」好きだけど何も両方に収録しなくてもなあと。その分ウィリーとか俺の赤い星とかさらばユニヴァースとか入れて欲しかった。
 
・あとどうせ収録するんならブレイクが長いバージョンにして欲しかったなあと。
 
・梅木が目障りなんですどうすればいいですか、って子供電話相談室に電話するぞ。お願いだから映るのだけは勘弁してください。笑い声だけでもうお腹一杯よ胸焼けするほどゲフー。
 

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毎度毎度思うことだけど、凄い数のスタッフが関わってるなあすごいなあと。感心してるわけじゃないの。関わりすぎじゃないの?ってことで。関係者がやたら多いのもどうなのかなあと思うし。
 
スピッツは4人のスピッツじゃないのは分かるけど。それら関係者含めて全部でスピッツだと思うけど。そんなのは何もスピッツに限った話ではないけどさ。でもさ。
 
だってねえ、単に愛されて大事にされてるスピッツというより、それらの沢山の人々の生活を支えてくれる存在としてのスピッツという方がしっくりくるのってどうなの。「関わる沢山の人々の生活の保障」というのが余りにも全面に出てるように感じるのはアタシだけかな。うがった見方をしてるかな。気にならない?(誰に聞いてるの)アタシは凄く気になる。だからせめて彼らを映さないようにしてほしい。バンドと、その音楽だけに浸らせてください。
 
でもそれってメンバーにとっても実は居心地いい状態なんだろうなあ。いつでも初心とか言いつつ、やっぱり楽チンだしねアレコレお膳立てしてもらっていつでも接待状態っていうのは。それにどっぷり浸かってんのかなあ。諸般に煩わされない方が音楽に没頭できるし。うーむ。
 
でもさ、このDVDを出して一段落したのを機に、一度リセットしてもいいんじゃないでしょか。しがらみも癒着も何もかもとりあえず1回全部肩から下ろして身軽になってみては。
 
そしてシンプルな形態から新たにはじめて欲しい。身ひとつ楽器ひとつでやれとは言わないけど、それぐらいの意気込みは必要だと思う。過剰包装は本質を侵食するよ。
 
あああ、何様アタシ。しかもやたら支離滅裂で何が言いたいのか良く分からないし。
 
SNOOZERの10月号でザ・ブランのトラヴィスと岸田が対談してるのですが、そのトラヴィスの発言をここに勝手に引用。
 
「僕らってものすごくセルフ・マネジメントなバンドだったんだ。レーベルをやってるのが一人、パブリシティに二人、ブッキングに一人、マーチャンダイジングに一人。他は全部、僕らでやってたから。僕自身、音楽を見失ってるって感じる事もあった。まるで自分が小さなビジネスを経営してるみたいな気になってね。だから日本に来てくるりの活動を見てると、『ワオ、こんなにクリエイティブな時間があるんだ』って思った。『もう一度自分の生活を見直さなきゃな』ってね。そのバランスを保つのってすごくむずかしいんだよね。時折不必要なゴミを捨てて自分で自分の責任を持つことは重要だし、でも、必要な時にクリエイティブな仕事をする時間を作り出すのも大切だと思う」
(中略)
くるりの周りには、ある種つかみ所のない大勢の人たちが働いてる。バッド・ニュースがあって、JVCがあって、いろんな会社が関わってて。僕が見てても、どの会社が何をやって、誰が何の担当なのかわからなくてなってくる(笑)」

 
とまあ、つまりこういうことが言いたかったわけです。
くるりが過剰包装という訳でない。
くるりはそういう疑問をもって取り組んでるように見えるし。
 
もちろんスピッツさんが今さらセルフマネジメントなんかできるわけないのは重々承知してますよ。だけどそういう疑問をもつだけだっていいんじゃないのと。持ってるのかもしれないけどね。もしそう思ってもお腹にしまいこムタイプだけどね彼らはきっと。
 
そんなこんな思いつつ祭りは続行中。
だって好きなんだもんしょうがないじゃん(何)。