停電させることの大変さ

今日ベビ姉さんの幼稚園は停電があるからということでお休みでした。
でも二転三転して結局停電はなかったんだけど。
まあ一般家庭があたふたする分にはかまいません。
停電するすると言われてお休みした商店や企業も多かったことでしょう。
経済的損失は計り知れなく、こんなときにその保証を東電に求めることもできません。ちうか東電というよりは国の責任だと思うけど。
被災していない人たちが経済的に発展して力をつけなければ、被災地に資金や物資を送ることも出来ず、被災地の復興、日本の復興は遠のいてしまいます。
 
ぶつくさぶつくさ
 
と、出張先からなんとかかんとか帰ってきたお連れ様に訴えると、
「停電させるのがどんだけ大変か知ってる?」
と言われました。 
電気を送るケーブルはインターネットのように網の目にはりめぐらされていて、停電を阻止するために切っても切っても他からつながるようにできているらしく。確かに昔落雷で停電したときに5秒後ぐらいにパッと電気がついたことがあったなァ。
んで、その電流を切るにはものすごく大きなコンセント(のようなもの)を回す?外す?んだけど、普通意図的に切ることはないものだからすごく大変な作業になるはずだよ、と。
二十代の頃しばらく地中線(ケーブル)の設計をしていたお連れ様なので、黙るしかないわたくしでした。理系って淡々と理詰めでくるからもう。ぶつくさ。

まあでもできることはできる限りしたい。電気も水道もガスも、家族や友人と笑い合える事も、お腹いっぱい食べれることも、あったかいベッドで眠れることも全部、当たり前のことじゃないという当たり前のことに、こんなことにならないと気づかない自分に喝を。