スピッツ@さいたまスーパーアリーナ 1/17

チケット売り切れてはいるけどけっこう余ってるらしいとか、席埋まんなかったらどうしようとか、こんな広い会場でやっちゃって大丈夫なんだろうかとか、緊張しすぎてぐだぐだになっちゃうんじゃないかとか、遠すぎて届かないんじゃないだろうかとか、
まるでおかあさんみたいな祈るような気持ちで開演を待ちました。

ほんと余計なお世話。
ぜんぶ杞憂に過ぎませんでした。

いつもどおりのスピッツ。いつもどおり過ぎて26曲もやったとは気付きませんでした。そしてあの安定感と一体感は何。あの広さでいつもどおり以上やってのけるなんて、しかもまったく気負いを感じさせないなんて、かっこいいじゃないのよもう!さすが四十路!
これから先ずっとアリーナでやるって言われたらそれはそれでいいかも。なんかもう近くで見るとかそういうのどうでもいいかも。アレだけ広くてもあれだけ届くんだものね。近くで見れるにこしたことはないけど、チケット争奪戦とかそういうの、もうめんどくさいし。

客層はいつもとそう変わらないけど、人数が多いだけあって、老若男女、幅広く見かけました。友達がトイレに行ってる間会場内の物販を何気なく見てたら、高校生ぐらいの見た目超ふつうの男の子が二人、ヒストリーブックをお買い上げ。買う前にお財布と真剣に相談しているのが新鮮で可愛かったなァ。スピッツのコンサート、というよりはコンサート自体はじめてなんだろう、きっと受験も終わって親にスピッツならいいよとか言われて(このへんは妄想)どきどきしながら来たんだろう。きっとすごく楽しんで帰ったにちがいありません。わたしもすごく楽しんで帰りました。いえーいいぇい。