ハウる

ハウルの動く城 映画見てからずいぶん待ったよ!
ハウルの動く城 [DVD]
わたくしの耳のせいなのか、うちのテレビのせいなのか、それともDVDの仕様のせいなのか、背景音に比べて「声」の音量が小さすぎて聞き取りにくい。ボリュームをあげるとBGMの大きさにびっくりしたりして困る。うちだけですか?
バージョンがありすぎて困ったあげく「ジブリがいっぱいショートショート」のセットを買ったけれど、ショートショートのほうはわたくしのニーズに対応していないというかなんというか…要らなかったなァ。特別版のほうが良かったかも。だけど特別版は何が違うのかイマイチ分からない。こっちゃあド素人なんだよー。ド素人にも分かるように売ってくれよー。
 
原作をうまく2時間にまとめるためにムリにムリを重ねすぎて、結局何が言いたいの分からず。実際は妹が二人いて、チュザーリの店で働いてる方の妹はマイケル(マルクル)と付き合っている。もう一人は魔法使いになるために修行中。女好きのハウルが狙っているのがそっちの妹で、ソフィーは彼女と間違えられて荒地の魔女に魔法をかけられる――という原作の設定を、中途半端に残すからこんなわけがわからないことになるわけよ。だからキャラクターの軸がぶれるわけよ。どうせなら大胆にハヤオ設定にしてしまえばよかったのにね。どうせ原作だってたいして面白いってわけじゃないし(おい)。
「鼻がなくなりますよ」というマルクルの台詞、千と千尋エレベーターで湯婆のとこに連れてかれるシーンでも言ってたなァ。
あとはやっぱり倍賞千恵子の声はキツかったよハヤオ。キツイんだよぉぉ。何度聞いてもおばちゃんだよもう台無し。萌えらんないぢゃないの(萌えるな)。それにひきかえ美輪明宏はうまかった。さすがと言うべきか。
 
というようなかんじで特に新たな発見はなかったけどいいの。よく見るとハウルの登場シーンはそんなに多くないけどいいの。前と同じく(コチラハウル萌えなの。「チュザーリの店のベランダから飛び降りるハウル」と「ベーコンと卵を焼くハウル」と「ソフィーを5分間見えなくして逃がすハウル」を何度も見ちゃうわたくしはきっとバカ。見事にハヤオの思うつぼ。