8/21 MONSTER baSH 2004(1日目)@香川

ZOWIE2004-08-21

何もこんなに晴れんでもええやんけというほどピーカン。8時に宇多津駅からシャトルバスに乗って9時に会場入り。空海龍神の両方のステージが見える小高い丘にシートを広げてから物販を漁りにゆく。HYとジャパハリが混んでいた。まさよしとサニーデイ(!)が欲しくて覗くもかなり微妙で断念。ウルフルズのタオルとリスバンに、モンバスのTシャツを購入。しかし暑いな〜!
 

トイレ行列から戻りつつ後半シートでのんびり見る。「みんな、おはよ」という優しげなMCと曲とのギャップにぐっときた。四日市ケイオスでやるらしいぞどうする。
 
終了後シートの合間をぬってPAの前あたりにおちつく。最前の方は朝イチからすごそうだ。60秒カウントダウンが始まってドカンと花火(火花?)が。うわーい!来ましたよ香川!
 

この夏は働きすぎで少しお疲れモード?それでもすでに風格さえ漂う堂々としたステージに朝イチの場内がドカンドカンと湧いているのがすごい。セットリストはあまりかわりばえしないものの超楽しい!ループアンドループ、好きだー!ゴッチの髪型がスタイリッシュにぼさぼさしていてかっこよくなっていたけど髪型のせいだけじゃないんだろな。自信は人間を変える。ぐぐぐっと。
 
アジカン終了後アララというほど移動があってらくらくスタンディングゾーンの真ん中へ。空海(小さい方のステージ)ですぐにSOURCEの演奏が始まっている。時間のロスもないし、前で見たい人も移動簡単。とても効率的なやり方だなあと思う。チューニングをもちょいひかえめにしてくれたらなおグー。
 

バインきたー!でかめのグラサンかっちょEー!体の線がかっちょEー!グラサン外したー!あら?田中ちょっとお疲れ?腫れぼったい目に隈クマ。大丈夫か。風待ちキター!たのしーい!豚の皿だーーっ!
 
ハイっ。・・・ちょっと痛いかんじでお送りしております。
 

だめ水分とんないと死ぬ・・・ということで、ここでシートに戻った友達と別れ、大慌てで飲食ブースに行って水分補給にトイレうわ始まった!走れ走れ。本日のメインメニュだ!あららコザック出てるよ。モッシュに飛び込んでなんとなく最前にたどりついてしまう。いつのまにこんな某ピンクちゃんみたいな技を身につけたんだ私は。
 
さよならベイビー名曲だなあ・・・名曲ぞろいだなあ。初めて生で見る、サンボ曰く「週刊新潮に叩かれた」「東京からやってきた恥さらし」はとにかく熱い。「あーたがたはねぇ!」「あーたがたはねぇ!」実は感動して泣いたなんて言えない。
 

大慌てで龍神中央に移動。待っている間周りの人たちと言葉は交わさないけど同じ気持ちで繋がってるような暖かな雰囲気に包まれてゆく。嗚呼Exampleなんかじゃないこれはもうサニーデイだ。こんな日がくるなんて幸せだなあ。あの冬のリキッド以来の田中くんだよー泣く。ただでさえ涙腺が緩んでいるのに「恋に落ちたら」だなんてもう。丸山君がいないことにはこのさい目をつぶる(ちうか今一体何してるんだろなー)。ソカベくんが「ベース、田中貴〜」と歌うように言って振り返ると、全然変わらないその風貌で照れくさそうに笑ってソカベくんを見る、まるで地元の駅のバス停で久し振りに出会ってしまった昔の恋人みたいなそんな雰囲気。「この会場の近くで生まれて、田中君に出会いました」そう言ってふふふと笑う。袖からスクービーのモビーさんがにっこにこの超笑顔で見守っている。もう涙腺ゆるみっぱなし。そうか・・・そうなんだよね・・・・。
 
「サマーソルジャー」「ここで逢いましょう」に続いて「青春狂走曲」。大好きだった。学生の頃毎日毎日聞いていた。半泣きで揺れる。そしてこないだ渋谷から帰ってきて慌てて聞いた「LOVE-SICK」で終了。どうもありがとう。
 
多分この先続いていくものじゃないだろう。二人のとても良い雰囲気を見てたら余計そう思う。サニーデイがいなくなってからソカベくんのソロはCDでしか追ってないし、これからもあえてライブに行く事は多分しないと思う。でも。あの頃大好きだったサニーデイは私の中で不滅だなあと、それでいいんだなあと、ひと夏のプレゼントをしっかり握り締めたりとかいってクサいなおい。
 

野狐禅を画面で見つつそのまま前に移動。怒涛の泣くコース。左側の柵の手前2列目でゆったりと見る。シャボン玉がどこからともなく飛んでくる。ハナレはやっぱりあったかくて幸せをくれる。揺れながら見ていたらステージの後ろの画面(オーロラビジョンっていうのか曲の合間に時折観客が映るのだけど)突然自分がアップになってびっくらこいた。視界にカメラが。あいつか〜。しかし目線を向けるのもどうかと。でも長!噴出しそうになった瞬間画面が変わる。心臓に悪い。
 

ハナレが終わったあとすごい状態に。スネオの音が聞こえてくるも耳を傾ける余裕さえない。おお。これは。これはすごい。サニーデイ、ハナレとご飯タイムだったDちゃんからメールがきてもう前には全然入れないという。残念だけどヤッサで頑張ってくれ。しかし全然始まらない。スタッフもバタバタしてるしちょっとセッティングに不具合でもあったのかもしれないがしかし時間押して来たよ大丈夫?と思う頃、ステージ裏の方から「バンザ〜イ!キミを〜好きでよかった〜このままずぅっと〜ずぅっと〜死ぬまでハッピ〜♪」とマイクを通さない歌声が聞こえてきた。トータスの声だ。なんかダルいテンションになり始めてた前の方も上がってきて。
 
いきなり「ガッツだぜ!」でうぉーと盛り上がりでかい男の子たちががっつりがっつりやってくる。ぎゅうぎゅうに押されて柵前に入る。おお近い。それにしても力のある曲の威力はすごい。そして「ええねん」にホロリ。アルバムの曲ほとんどやらない潔さがかっこいいぜトータス!
 

おなかすいたけど次はまさやんなので頑張るわたくし。なんてけなげ。3人で入ってきたまさよしはしかしあんまり喋らず、喋ろうとしてもすぐに「・・・・・ハイっ」と切ってしまう。調子が悪いのかな?まさやんも連日フェスだものね。「ビー玉望遠鏡」(試聴したけどまだ買ってない)のカップリングの曲が聞けて嬉しくて揺れてたらまたもやってくるカメラ・・・。スクリーンにはまさやんが映っているけど、構えた位置で動かないカメラのおっさん。気になって集中できんーと思ったらまたも自分のアホ面がアップになる。よし、毛穴は見えてない、とか言ってる場合じゃなかった。
 

Dちゃんとおちあって空海(サブステージ)に移動して後ろの方で踊る。おなかすいたー!ビール飲みてー!でもこれはダメ絶対。HY待ちのメインステージをしきりにあおるコヤマシュウ。ロックなんかやってない。スクービードゥーをやってるんだ!白いスーツの背中が透けるほどの汗。男前。
 

ようやくお昼ご飯。まずはうどん。加ト吉かもしれないけどウマー!きのうのあさりうどんのオヤジよ見習ってくれ。ちうか加ト吉うどん出せ。そんなことを言いながらガツガツと速攻で完食。そしてビール!HYの歌声に合わせてとりあえず乾杯。ドラゴン唐揚げにビールを抱えてシートに戻るとSちゃんがいない。おおつっこんでますな。ビールを飲みながら人の波を眺めながら、ようやくちょっとは涼しくなってきた広い公園を渡るHYはなかなかのものだった。「高松は山の形が面白くて」というほんわかした沖縄弁もナイス。しかしすごい人人人だ。
 

タオルの一言に尽きる。爆笑につぐ爆笑ながらももちろん回す。回す回す。遠くのスタンディングゾーンからうちらの目の前のお姉ちゃんまでみんなが回す様は圧巻。ジャパハリ待ちのメインステージにも回せ回せと促すがジャパハリファンは割りと頑な(笑)。ちうか空海から龍神まで声があんまり届いてないんだろうと思う。
 

四国の星に申し訳なくも二度目のうどんタイム。すでに陽は落ちてどんどん暗くなってくる。そして終了後はトリのハイロウズだ。シートをかたづけて少しだけ前に移動。
 

ゴッハイロウズゴッ!ライブにも行かないし家でCDを聴くこともめったにないのでフェスで聞けるのはとても嬉しい。前の方はモッシュですごいことになってそうだけど暗くてよく分からず、後ろの方はもうみんな笑顔でおおはしゃぎ。「このま〜ま〜どこかと〜く〜♪」ってみんな歌ってる。私も歌う。楽しいな〜。それにしてもマーシーは相変わらず惚れ惚れとするような腹筋だ。ヒロトが出すのを警戒してか、スクリーンがいつもギリギリ骨盤より上あたりから映しているのが笑えた。
 
アンコールが終わったあと速攻でバスへ。ホテルでまた乾杯。女子マラソン、40キロあたりまで頑張って見ていたのに気づいたら寝ていた。顔を上げた瞬間日本人がゴールするところだった。間に合ったと思うも束の間、それは7位だった。40キロまで見ておいて世紀の瞬間を見逃すわたくし。負けた。野口みずきに完敗。