NANO-MUGEN FES. @鉢

「やっぱダメかな?」
「ダメ!絶対ダメ!」
「ダメか〜やっぱ」
妊娠に関する詳しい知識は皆無だけどさすがに飛んじゃイカンだろう。そんなこんなで急遽ジャンプ禁止令を発動し、PAブースの横でおとなしめに見ることにする。あーでも当分一緒に行けないんだなあ。さびしー、けどめでたい。
  

始まる直前に「しゅみましぇーん」「えっくすきゅうずみー」と人込をかきわけながらPAブースに入っていったバンドのスタッフと思しき二人連れ。これがまたサンタクロースみたいにでっかいおじさんとエドハリス似の小柄なおじさんの凸凹コンビでおかしい。
 
初めて見る聴くな3ピースで、えーとどういったら良いのか、なんとも学園祭ちっくというかなんというか、とにかくあまりの下手さ独自路線っぷりに大うけだったのだけどそれよりもっと楽しかったのがそのアクトにノリノリだった凸凹コンビ。サンタ氏(←勝手に名前つけない)の方はそのでっかい手にすっぽりと収まっちゃう超ミニサイズの携帯(ボタン押せるのか?!)で写真取りまくり。エド(←だから勝手に名前つけない)の方は照明が気に入らないらしくしきりに照明さんを振り返って「more!」「more!」と顔の前で両手をグーパーしてみせる。ギターさんがジャーンと鳴らすのにあわせて「ピカーっ」とジェスチャー。照明さんがそれにあわせてステージをピカピカさせるのだけどなかなか気に入らなくてまた振り返って「ぴかーっ」。や、あの、ステージ光りすぎなんですけど。で、曲の中盤から照明のタイミングが合ってきてお気に召したらしく、満面の笑みで振り返って両親指で「ぐーーっ!」。エドのおかげでステージどころじゃなく。本日の番外編ベストアクト。
 

「チェッチェッチェッチェッ♪」
「ツーツーツーワンツーツーツーツー♪」
もうマイクテストからして踊りだしたくなるよなそんなゼブラヘッド初体験。嗚呼もう!こんなに楽しかったなんて!「Playmate of the year」とこないだ出た「Waste Of MFZB」ぐらいしか知らない自分に罵声を浴びせても足りないよ。全部買って正座して聞かせてもらいます。いや正座ムリ。踊る。
 
アジカン目当てのお嬢ちゃん方(自分含む←図々しい)をも上手に乗せて行くステージングに骨抜き。モッシュに飛び込みたい衝動ガマン大会ながらも「1、2、3!」も「う〜?ふぁああっく!」も堪能させてもらってもうメロメロ。
 
「この中でゼブラヘッド知ってる人どんぐらいいるー?」に場内半分ぐらい手があがる。「じゃあ僕らのこと知らない人手ぇあげてー」にパラパラと手があがる。数合わない(笑)。「でも知らない人でもスパイスガールズのこの曲は知ってるでしょ」と「Wannabe」、これはすでにカバーとは呼べない。
 
それにしてもアジカンのゲストなんて普通ありえないよなあ流石はソニー。なんててそんな言い方ないだろうけどでもどうみても格が違ったさ。でもそれでも来日ついでだったとしても、楽しそうにしかも全力でやってくれるなんてなんてステキ。遅ればせながら、ホント遅ればせながら大好きになりました。次のワンマンはいつでしか・・・。
 

物販に缶バッヂ。うれひー。
 
ゼブラヘッドファンが引き上げて行く中、ステージの大画面にレミオロメンの文字が。「レミオロメン出るの?!」「マジで?!」と前に押し寄せていくお嬢ちゃん方。PVが流れ始めただけでもちろん出ない。転換中椿屋四重奏ニルギリス(べろの余り具合が大変に気になる)のPVが流れて、こういうのはなかなかいいなあと思う。そうこうするうちにゴイングの曲に乗って出てくる4人。なぜゴイング。
 
ゼブラヘッドの後なんて正直やりにくいよほんと」とゴッチ。この人はホントに冷静に周り見てるなあ。MC聞いても日記読んでも賢い人だなあと思う。
 
毎度のメガネ論議
「メガネはその人個人の特徴ではなく」
「自分ではこのぽってりとした唇がチャームポイントだと思っているので」
「例えばSEXYとかさあ」
という訳で次回からはせくすぃ〜コールで(しないけど)。
 
セットリストは忘れちったけれど「ループ&ループ」はライブで聞くと楽しさ倍増。最終に間に合わないのでじりじりと下がりつつアンコール後ダッシュで出ると外でZEBRAHEADのステッカーを配っていて、喜びに咽びつつ帰宅。