春名のハル

こないだ女性週刊誌を立ち読みした時のこと。ドラマの「プライド」に関する記事の写真の中に連れの友人を見つけて驚いた。慌てて連れを呼ぶ。
  
今やってる月9ドラマが日光アイスバックスをそこはかとなくモデルにしているとは聞いていた(mさんが以前書いてらしたバックスファンの先輩が実はかなりツボでした)。そこはかとなくどころか。それはガンをおしてバックスを支えた故高橋監督についての記事だった。高橋さんが時任三郎の役のモデルだという。ドラマ見ていないから分からないけどおろそかには扱ってくれるなよ。
  
その故高橋監督の隣に写っていてしかも取材を受けてコメントまで載っていた。「ふわーすごいねえ」とバカ面をつき合わせてしばし女性週刊誌を覗き込む。
  
親会社からチームが切られた時、チームを辞めて会社に残るか、会社を辞めてチームに残るか、1年間の猶予があって1年後結局彼は会社を辞めた。「給料10万円だよー」と笑っていた。日光の駅前にバックスカフェ(まだあるんだろうか)を立ち上げて頑張っていた。けっこうキツかったはずなのにひょうひょうとしていた。「飽きたら辞めるしー」なんて嘘ばっかりな軽口を叩きつつ、「んーまあやりたいことも・・・あるし」とそれ以上は言わなかった。思えばあの頃から北米リーグを考えてたんだろうきっと。去年チームを辞めて渡米した。
  
機会があったら又飲みましょう。肴は勿論連れが作ります。
  
そんなこんなで昨日の「プライド」。野島独特のセンスが光る台詞回しに十八番の90年代テイスト。期間限定の恋人っていう「東京マリーゴールド」で見たような設定。不況によるチーム存続の危機!とかキムタクNHLへ挑戦?!とかっていう展開を予想させる分かりやすいストーリー。最近あんまりドラマを見ないせいで集中力に欠けるアタシにとっては結構キツイドラマだったけど竹内結子出てるし、坂口も出てるし、佐藤隆太も出てるし。かなり頑張って見た。んでも視聴率はかなりいいらしいですねコレ。キムタク神話はいつまで続く。
  
まあドラマの内容は人それぞれスキズキなのでともかくとして、アイスホッケーに対する認識がなんだかちょっとむむむな気がした。勿論ド素人ですが。アイスホッケーに関する知識はまったくないし、ホッケーの試合自体生では何年か前のバックス×コクド@新横とNHLのペンギンズ×プレデターズ@さいアリこけら落としの2回しか見に行った事はないのだけど。それはそれはステキで面白い試合だったので。
  
なんか違うよー(当たり前だ)。試合以外にもツッコミ所も満載。あんな女子マネージャーいねえよとか、鍵は普通外して管理してるだろとか、恐いなんてそんなヤツいるかなあ実業団をなめてませんかとか、何でずっとでずっぱりなんだよマコトとかね。それはあれか、1アシストのチャンスを与える為か。交代しない方がよっぽどムリだと思いますが。
  
でもまあコレ1回で判断するのはそフェアじゃない。撮影が進むにつれて試合風景はなんとかサマになってくるだろうし。まあどうせアップ以外は吹き替えだしね。なんていって次回を見るんでしょうか自分。