6/16 スピッツ＠大阪フェスティバルホール
スピッツ双六終了。前半戦が水戸・大宮・岐阜、後半戦が名古屋・四日市・大阪。だいぶ少なめ。自分の生活環境が大幅に変わったこともあるけど、スピへの情熱が穏かな微熱に落ち着いてきた、というのがほんとのところなのかも。
マサムネは大好き。バンドも、バンドの音も大好き。でも、スピッツというバンドは肥大化しすぎてしまった。それは売れてるとかそういうことじゃなく、末端の感覚が鈍ってしまった愚鈍な巨人という意味でだ。だって世間一般的には、どっちかというと、固定ファンがメインで細々とやってるんだなーという風に捕らえられていると思うから。そしてそれは、本人たちが望んだ形であるわけだけど。
でも。メンバー本人たちというよりは周りが自意識過剰になってえらそうにしてるのがかなり萎える。バンドに関わる人々の私利私欲が見え隠れしている。その沢山の人たちの生活を支える為の道具になってる。そんな話は今に始まった事じゃないけど。昔から沢山のバンドが辿ってきた、そしてこれからも沢山のバンドが辿るであろう宿命のようなものだと思うけど。
でも願わくば、表現へと躍り出すその足が鈍る事がありませんように。軽いフットワークでどこへでも飛べますように。その両肩に余計な荷物を背負わないで進めますように。
セットリスト↓
01.夜を駆ける
02.チェリー
03.エスカルゴ
04.青い車
05.ミカンズのテーマ
06.ハネモノ
07.恋は夕暮れ
08.あじさい通り
09.ババロア
10.惑星のかけら
11.バニーガール
12.海を見に行こう
13.うめぼし
14.田舎の生活
15.ガーベラ
16.三日月ロックPart3
17.ローテク・ロマンティカ
18.８８２３
19.メモリーズ・カスタム
20.俺のすべて
21.けものみち
EN 01.空も飛べるはず
EN 02.恋うた
恋は夕暮れの後、テツヤが阪神の話をしようとしてマサムネに遮られた。その話後でしようと思ってるから、とか言って。ちょっと困った顔のマサムネが可愛かった。
座り（？）コーナーで
マ「ツアーはじまった頃には、どうぞ皆さん座ってくださいとか言ってたんだけど・・・もうみんな座ってるね」(笑)
マ「僕らも歳をとってきて、皆さんも同じように歳を取って」 (笑)
マ「座りたいもんね？」 可愛いなあもう。
マ「梅雨があければいよいよ夏やね」 なんで大阪弁？博多弁？
客席から「そうですね！」という笑っていいともチックな声が。
マ「そうですねって・・・(苦笑)」
マ「スイカとかもう食べた？」 夏＝スイカ。短絡的です。
客「食べたー！」
マ「ほんとに？俺食べてねえや」 客と素で会話しないで下さい(笑)。
マ「夏が来る前にスイカ食べるなんて、ぜいたくやなあ」
マ「お正月でも何でも、来る直前がわくわくしていいじゃないですか。スイカを食べながら、『あ〜もうすぐ夏だ〜たまんねえよぉ〜』そんな感じで、夏になったら海を見に行こう」
15日は一日大阪でオフで、皆で甲子園に見に行くはずだったのが、マサムネはおなかを壊してホテルの部屋でテレビを見ていたらしい。客席にメンバーを探したりしながら。おなか治ったのかな？15日の巨人阪神戦は延長で阪神のサヨナラ勝ちというめっちゃナイスゲーム、不憫な・・・(笑)。
マ「崎ちゃんを交えて阪神談義をする為にさっきテツヤの話を遮ってしまったんだけど(笑)。テツヤは清原で盛り上がってたらしいんだけど」
崎「素晴らしかったねえ」 突然参加(笑)。
さっきスイカの話をしていたから思い出したらしく
崎「阪神百貨店まで一人で歩いていって、地下の食品外で丸いスイカを見て、買いたいなあと思ったけど、丸のまま買っても困るし、歩きだし重いし・・・」
勢い込んで話している崎ちゃんを見守るマサムネ(笑)。オチはどうなるんだろうと心配になって、客席も見守る見守る(笑)。
崎「それだけなんだけど」(爆笑)
マ「どうするのかなあといつも崎ちゃんの話は楽しみなんですけど」(笑)
マ「昨日は甲子園にはいけなかったけど、どっちみち日本シリーズでわれらがホークスとタイガースが対決すると。チケットがとりずらいだろうなあ、リダイヤルリダイヤルで。取れなかったら、甲子園の近くのホテルをとって、俺は甲子園の近くにいるんだ！という気持ちだけで。肉の匂いだけでご飯を食べるようなかんじでね」
去年の日本シリーズ最終戦を、ヤフオクで買ったって言ってたもんね。裏から手を回せばいくらでも手に入りそうなもんだけど。でも結局あっさり負けちゃって最終戦はなかったのでした（涙）。
マ「あれ？テツヤと田村も行ったんだよね？」
田「行ったよ（即答）」 軽い返答にウけてしまいました。
マ「盛り上がんなかった？」
崎「田村も相当盛り上がってたよね」
テ「田村ハッピきてたもんね！」(笑)
テ「闘魂っていうやつ・・・」
冷ややかなリーダーとマサムネの目に、
テ「なんだよ！もうしゃべんねえよ！」と不貞腐れるテツヤ(笑)。
マ「そんな、ちょっと・・・」
田「『そんなちょっと』って(笑)」
マ「うめぼしっていう曲を・・・」どういう持って行き方なんだ(笑)。
マ「同い年位のプロ野球選手ってどんどんいなくなってる」
また野球の話だよ。ほんとにオッサンになりつつあるのね。
マ「昨日ヒーローインタビュー見ててつくづく思ったんですけど、片岡選手が年下って信じられない」 (笑)
崎「下柳も」
マ「(笑)下柳選手も」
マ「ひょっとしたら片岡さんが普通なのかもしれない。俺らがダメなのかもしれない。そんなことをちょっと考えた大阪の夜でした」
「三日月ロック」に入る前に。
マ「アルバムは聞いていただけたでしょうか？」（拍手）
マ「聞いてない人は今手を叩いていた人に借りて聞いてください」(笑)
相変わらず低姿勢で可愛い。
マ「三日月ロックっていう曲は入っていないので作ってみようかなと思って」
マ「（歌いだす）三日月♪三日月♪三日月ロケンロー♪」 新曲だよ！(笑)
マ「即興にしては良く出来たなあ。Part1、Part2、Part3と作って、今のがPart4だ」(笑)
マ「で、Part3だけ練習したので聞いてください」
けもの道にはいるイントロのリーダーのソロがかっこよかった(笑)。毎度の事だけど今回特に何かが取り付いているような。取り付いているのではなくて、なりきっていたらしい。
メンバー紹介はアンコールの空も飛べるはずの後で。
田「あのー、あのーじゃないな。突然アノーっていうの変かな？と思って」と、いいつつその後も「あのー」を連発(笑)。
田「今日はライブ前にレッドツェッペリンのＤＶＤを見たので、ジョンポールジョーンズ（ツェッペリンのベース）になりきってみました」
田「だから今日の俺の基本ポジションはそこだったんだよね」と、崎ちゃんとマサムネの間を差すリーダー。
マ「こういう風にボーカルベースギターって並んでなかったりするよね。ビートルズとかだってさあ、こやって・・・」
と言ってリーダーの左側まで行き、ぴったりと並ぶマサムネ。二人でベースとギターのネックを客席に向けて、1本のマイクに向ってハモるポーズ(笑)。めっちゃ嬉しい（？）ツーショット。
でもすぐにクレームつけるリーダー。
田「ベース左でしょ、こうだとさあ・・・」と言って並び直そうとして、
田「・・・（我にかえる）」
田「定位置に戻ろうぜ草野」 ああもっと(笑)
田「ツェッペリンのＤＶＤのライナーノーツに30年前にこの会場でやったと書いてあってさ、トイレに行った時に、あ〜ここにジミーペイジが座ったのかなあって思ったよ」
田「で、ジョンポールジョーンズがここでって思いながらトイレ行ったら、よく考えたら昨日ここでアルフィーがやってたんだよね。(笑)ジョンポールジョーンズというよりは、もしかしたら高見沢さん。(笑)今日の俺のライブはすごいよ」
マ「高見沢さんのタマシイが・・・」
田「タマシイって、生きてるけどね(笑)」
マ「（困った顔で）ああ、いや」(笑)
田「タマシイが宿っちゃまずいでしょ」
マ「タマシイってそのあの、（カミカミ）死んだ霊魂じゃなくて、スピリッツというか」 しどろもどろ(笑)
田「だから俺もオールバックにしようかなあって」
マ「（きょとんとして）なんで？」
田「・・・ベースだから」
マ「・・・ベースの人何だっけ」コレコレ(笑)
田「・・・桜井さん」（それはまずいだろ―お前という目）
田「そんなわけで、今日はジョンポールのつもりで」
マ「トイレのそうじはサンポール」ちょっとちょっと。
田「・・・そこでオチられると、次行けないじゃん」
キーボードクージーさん。
キーボードもジョンポールジョーンズが弾いているということで、今日はジョンポーズジョーンズその２ということで。
崎ちゃんは選手のユニフォームが欲しいけど売り切れてて売ってないと。
テ「ギャグを言おうと思ったけどやめます」え〜〜〜！！
マ「大阪の人はギャグに厳しいから用心した方がいいよ」(笑)
テ「崎ちゃんの斜め後でみてたんだけど」
テ「串焼きとかをパリパリ食いながら見てて、もうまさににわかファンなんだけどさ」
テ「崎ちゃんは背筋がピーン！ってなっててすごいんだよ。立っちゃうと後ろの人に悪いから、その辺の礼儀はわきまえてて、でも、前の人の頭が邪魔で見えないからピーン！って」
テ「俺は格闘技以外はスポーツはあまり見ないので。ワールドカップもにわかでさあ」
マ「あでも、プロレスデビューするんだって？」(笑)
テ「どうやったってプロレスラーにはむいてないでしょ」(笑)
野球ネタ多すぎ。昔はそんな話全然しなかったのに。やっぱこれはオッサン化現象・・・。や別にオッサンだって大好きよ？でもオッサン化と関係あるかどうかは分からないけど、マサムネ最近顔が濃いいことない？前から写りによっては濃かったけど、もの凄く濃いい気がする。ネアンデルタール人ばりよ。
