ツール・ド・フランスの総括

なんてことは出来ないからいつもの通りミーハー目線で。
カデル・エヴァンス優勝おめでとう!TTは出かけていたので見れなかったけど、ツイッター(ロム専)では「泣ける・エヴァンス」祭りでした。座布団全部持ってって。
そしてカベンディッシュがシャンゼリゼでの見事なゴール。駄目押しの緑ジャージ。やっぱりカブちゃんはドヤ顔が似合います。
そして文句なしの新人賞、ロラン。ラルプ・デュエズでの優勝はホントに凄かった!チーム力としては???だったユーロップカーでボクレールをガッツリ引いていく姿は、あれは誰?!と全世界の注目の的だったのでは。久々に「健気なアシストだったで賞」を進呈したくなるアシストの登場でした。力尽きていくイエロージャージをなんとか引き上げようと様子を伺う姿には余裕すらあって、新人賞にふさわしいどころか、来年以降台風の目になるかも知れない存在感に溢れていました。絶賛。
ただ顔がorz(やめんか)。アンディレベルとは言わない、せめてその辺のあんちゃんレベルでも新世代のスター誕生だったのにと思うと残念でなりません(だからやめんか)。
ボクレールは表彰台にあと一歩及ばず、残念でした。とは言ってもシュレック兄より1分近くついていたので惜敗というほどでもなく。ちうか、シュレック兄空気読めや(と、フランス人なら誰もがそう思ったであろう)。来年からは総合狙い組に編入したいところだけど、今後はそう簡単には逃がしてもらえないだろうし、痛し痒し、ってとこかな。
そしてコンタドール。彼はこのツールで世界的にかなり印象が回復したのではないでしょうか。それが意図せずなのか、はたまた意図してなのか(笑)、なーんて思わせてしまうあたりがコンちんって感じですが、コンちんもやっぱり人の子だったんだなあと、このわたくしが思わず応援してしまったあたり、掌で転がされている気もします。
でもそう考えるとランスの7連覇はまさにツール・ド・フォース。8月はグランツールがないから、買ったまま見てないランス7連覇のDVDを見よう(←)。
大きな落車事故が相次ぎ、有力選手がのきなみ去っていっても、ヴィノが引退しても、やっぱりツールはドラマティック。今から来年が楽しみでしょうがありません。
ホントは1Dayレースも見たいところなんだけど…、ジロとツールで燃え尽きちゃうんだよなァ。次はジャパンカップか(空き過ぎだろ)。