ツール・ド・フランス プロローグ

待ちに待ったツール。今年の夏はどこにも行けないけど、おうちで3週間も楽しめる。夏だね!お祭りだね!お腹の赤さんも一緒に見ようね。そしていつか一緒にシャンゼリゼゴールを見に行こう。これこそが胎教だ!(違う)

ところが。

バッソが!
ウルリッヒが!
マンセボが!
ヴィノクロフが!

ここんとこちょっとネットを見てなかっただけでこの展開は何?全然ついていけてません。色々ぐぐってるうちに、プロローグどころじゃなくなってしまいました。

自転車競技にハマってようやく2年目。2回目のツールです。98年の事件をはじめ、ドーピングの問題に関してはほとんど知りません。だから今回のフェンテス医師の事件がこれほどの爆弾を落とすとは思ってもみませんでした。ただ、リバティセグロスに関しては監督の逮捕やスポンサーの撤退もあってチーム自体がツールに出場できないかもしれない、となるとツールで優勝するために移籍してきたヴィノはどうなっちゃうの????と心配はしていました。だから、カザフの国営企業がスポンサーについて「アスタナウルト」としてチームジャージのカザフ色もまぶしく再出発したニュースを見て安心していたのです。だってカザフの首相が後押ししてるんだもの。ツール主催者だってヴィノを出さないわけにはいかないだろうと。

だけど結局ヴィノは出られなかったらしい。チームメイトが5人挙げられて4人しかいないという理由で。補填させてもらえれば出られたのに。結局主催者はあのチームをどうしても出したくなかったんだろうなァ。そのために何の関係もないヴィノクロフを犠牲にしたとしても。

ランス7連覇の次がこんなことになるとは。バッソやウルちゃんが出ないツールなんてありえないでしょう。だって完全にクロ判定が出た訳じゃないのよ。もしシロだった場合誰がどう責任をとってくれるんだ!プンスカ。だけど今年のジロでのバッソは確かにエイリアンだったしなァ(シモーニが「やっぱりね」とか言ってそうだ)。それにウルちゃんのデータはちょっと古くて98年ぐらい、ってことはツール優勝した年じゃねえか。なんかちょっとグレーな気がしてきた・・・。ウアー。でももし違ったら?完全にシロで死ぬほど努力した結果だとしたら?ウガー!だけど相手は血液を押さえてんだぜ?ほんのちょっとの体液でさえDNA鑑定できる時代に超分かりやすい血液だよ?わたくしは混乱中だよ。

だからとにかく。
百歩譲ってバッソウルリッヒが出られないのは納得するよ。だけどヴィノクロフだけは納得いかないよ。運がなかったなァなんて簡単に片付けてほしくない。泣いちゃいそう。

あ!ザブリスキーだ!シャイなあんちく賞だ(笑)。あ〜ハスホフト(で発音はあっているのだろうか?)のタイムには及ばなかった。あのはにかんだ可愛いお顔を表彰台で拝見できないなんて残念・・・ってやっぱりただのミーハーなわたくし。ややや、それとこれとは別っていうか。甘いものは別腹っていうか。