映画「下妻物語」を見た

HDDがまた満杯状態になってきたので、録画を延々と見るという暗い作業をしている。全然片付いてないのに、近所のレンタル屋がこないだから100円になっててついついまとめ借り。まあ100円の効果は大きくて棚はほとんどからっぽだったんだけど。

そんでその下妻。脚本がすごい面白かったので期待してたらこれがもう、期待以上。見終わってにんまり。独特のテンポに不思議なカメラワーク、気合の入った脇役に小道具への執拗なまでのこだわり。それだけで何本も映画が取れるほど贅沢さに、主役の2人がハマリにハマってこれ以上は無理というくらいの作品に仕立て上げてる。特にロリータが似合いすぎて怖い深田恭子が抜群にいい。牛久大仏の前で啖呵を切るシーンなんて「誰？！」て感じで、思わずリピートして見ちゃいましたよ。
ひとつだけ残念だったのは篠原涼子の関西弁。キャラは見事にハマってて良かったんだけどあの関西弁だけはいただけない。オセロの中島あたりにやってもらいたかったな。